終戦

彩杏-AI-

2015年08月15日 23:38

8月15日 終戦記念日

「終戦」って言葉を当時、
待ち望んだ人はどのくらいいたんだろう

「終戦」を考えられないくらいの
壮絶な毎日だったんだろうか

”私たちに戦争を教えてください”
という番組がやっていました

その中で静岡の山中に
B29墜落の、慰霊碑があり、
そこを訪れたアメリカ人の方がいました

その方は当時、
日本人を人間と思うことはなかった
と話していました。

そう感じていた方が訪れたその慰霊碑。

墜落したB29、生き残った米兵は
殴り殺されてしまった

それを目撃した日本兵の方が
慰霊碑を立てたんだそうです。

戦争は人間が人間でなくなるといいます
敵国の人間を、人間だとは思えない

そう思うほど憎い
そうじゃないと殺せない

それは兵士も、
民間人もそうだったと。

死体が転がる戦場を
死体を踏んでしまうことを
気にする余裕もなく逃げ惑う中で
感覚が麻痺していく

そういう現実があったんですよね

日本軍の戦闘機が飛んだその地上には
人間ではない”敵”がいた

アメリカ軍の戦闘機が飛んだその地上には
私のおじいちゃんおばあちゃんがいた

相手のことを知り、思いやること
単純だけど大切だと思いました

戦争は人を変えてしまう

戦争は二度と繰り返してはいけないです

おじいちゃんは特攻隊でした
出撃は、しませんでした

おじいちゃんが生きていたから
いま私が生きています

おじいちゃんが戦争で命を落としていたら
私は私として、この世界を生きられなかった

命の重みって言葉にできない

戦後70年、ずっと戦後として
この日を迎えたいね

そのためには「戦争の事実」を知っておくことが大切
なぜ戦争が起きたのか
戦争はどんなものだったのか

記憶しておきたいです

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